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Dan Meierです。アプライドマテリアルズにて MES システム戦略ディレクターを務めています。MES システムとは 「製造実行システム」の略称です。
MES システムは製造ソフトウェアの中核的なハブとして、製造プロセス全体に一貫して関わっています。アプライドマテリアルズの SmartFactory ソリューションは、この分野で独自の強みを持っています。多くの企業も製造向けのソフトウェアや、統計的プロセス制御(SPC)、歩留まり率管理システムといった個別の機能モジュールを備えていますが、SmartFactory ソフトウェアスイートの真の優位性は、全ソフトウェアを深く、高度に統合できる点にあります。
私たちは製造ソフトウェアの各カテゴリにおいて業界をリードしているだけでなく、ソフトウェア全体の統合という面でも業界をリードしています。実際、これ以上の統合化されたソリューションはないと言ってよいでしょう。通常、製造業のお客様は複数のソフトウェアを個別に購入し、自社のソフトウェアエンジニアが中間層コードを開発して統合を図ります。しかしその開発はコストは高く、時間もかかります。さらに、ソフトウェアベンダーがバージョンアップすると、その自社開発の中間層は機能しなくなる恐れがあります。SmartFactoryソフトウェアスイートの強みは、こうした統合用の中間層をあらかじめすべて提供している点です。その結果各ソフトウェアはシームレスに接続され、問題が発生することなく真の一体運用を実現できます。私はこれが非常に大きな価値を持つと考えています。
MESは、あることを非常にうまく処理できます。それは、製造プロセス各所で発生する全てを統合整理できるということです。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、単純一つの役割を果たすだけのソフトウェアではありません。MES は単にプロセスの流れを定義するだけでなく、使用する装置や、その装置で特定の工程を行うために必要なレシピなど、各プロセスの実行に必要なリソースを定義します。さらにはプロセスに必要な部品、材料、化学薬品の構成までも定義します。MES システムはこれらの要素を体系的に管理することで、繰り返される製品製造において一貫性と正確性を保証します。
これこそが半導体製造メーカーが求めているものです。MESは、私たちが「CIM(コンピュータ統合製造システム)」と呼ぶものの中心に位置し、他の多くの機能を統合する役割を担います。